腰部脊柱管狭窄症について解説します！！

ご覧いただきありがとうございます！！(＾◇＾)

9月に入りましたがまだまだ暑い日が続いております。

皆様体調には気をつけて毎日を元気に過ごしていきましょう！！

さて、今回は腰部脊柱管狭窄症について解説させて頂きます。

腰部脊柱管狭窄症とは、神経の束である脊髄を保護する役割を持つ脊椎(特に腰に当たる部分)に

変形が生じ、脊髄を圧迫している状態を指します。

加齢による変化として生じる事が多く、中高年以降に多発します。

その他、重いものを持つ、先天的に脊柱管が狭いなどによっても腰部脊柱管狭窄症は引き起こされます。

人間の背中を構成する骨は、上から順に頸椎・胸椎・腰椎・仙椎によって構成されており、正式には

脊椎と呼ばれます。

脊椎は複数の骨が重なりあうことで一本の柱として作られています。

内部には脊柱管と呼ばれる円型の空洞が存在しており、脳から続く神経の束、すなわち脊髄の通り道になります。

しかし、何かしらの原因で脊椎が変形すると、同時に脊柱管が狭くなります。

脊柱管が変形すると、内部に存在する脊髄が圧迫されることになり、さまざまな神経症状をきたします。

症状

腰部脊柱管狭窄症では、脊髄や周辺の神経が圧迫されることに関連した症状が現れます。

具体的には、足のしびれや痛みを感じる事が多いです。

その他には、腰痛や腰まわりの重さ、だるさ、張りなどが現れる事があります。

しびれや痛みを感じる部位は、圧迫を受けている神経によって異なります。

また、特徴的な症状として間欠性跛行があります。

間欠性跛行では、歩行により徐々に足のしびれや痛みが出ますが、休憩することで改善し、

再び歩行が可能になります。

どのくらいの距離を歩くと症状が増悪するかは重症度によって異なります。

重症の場合にはごく短い距離を歩いただけでもしびれや痛みを感じ、日常生活が著しく制限されることがあります。

脊髄にはさまざまな神経が通っているため、尿が出にくい、歩行すると尿意を感じる、便秘といった症状が

出ることもあります。

検査

腰部脊柱管狭窄症は、レントゲン写真やMRIといった画像検査が重要です。

治療

腰部脊柱管狭窄症では、保存的療法と手術療法があります。

保存的療法とは鎮痛薬や神経ブロックによる症状の軽減や、ストレッチ、コルセット装着、リハビリテーション

などがあります。

腰回りの筋力を保つことは、症状緩和を図るために重要です。

腰部脊柱管狭窄症が進行するとしびれや痛みから運動を控える方が多いですが、これは筋力低以下を助長し

症状を悪化させてしまいかねません。

そのため、適度な運動・リハビリテーションにより筋力保持を図る事が重要です。

あいの泉クリニックでは整形外科診療は毎週土曜日　9時から12時

リハビリテーション科は月曜日から土曜日まで行っております。

このよな症状が当てはまる方やそれ以外の症状でお困りの方、どんな些細な事でも構いませんので

お気軽にご来院、ご相談下さいね！！(*^-^*)

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