病気・症状を泉大津内科医師が解説
泉大津内科/あいの泉クリニック

消化管間質腫瘍について!!

ご覧いただきありがとうございます。

今回は消化管間質腫瘍について解説させて頂きます(^^♪

消化管間質腫瘍とは消化管の壁に生じる悪性腫瘍の一種です。

いわゆる胃がんや大腸がんが消化管の粘膜から発生するのに対し、消化管間質腫瘍は粘膜より

下の層、消化管壁の筋肉の中にある〝カハール介在細胞〟と呼ばれる細胞が異常に増殖することに

よって生じます。

消化管間質腫瘍は比較的発生頻度が低く、年間で10万人に1~2人程度が発症するといわれています。

好発部位は胃と小腸で、大腸や食道にみられますが、特に60歳代をピークとした中高年に多く

みられます。

なお男女差はありません。

原因

消化管間質腫瘍の発生には〝ç‐KIT遺伝子〟〝PDGFRA遺伝子〟と呼ばれる遺伝子の機能獲得型の

突然変異が原因であることが発見・報告されています。

これら遺伝子変異は、腫瘍の特徴や分子標的治療薬の感受性に関連することが知られています。

症状

消化管間質腫瘍は特徴的な症状がなく、初期段階は無症状で経過することも少なくないため、

早期発見の難しい病気としても、症状が現れにくいことが特徴です。

進行すると腫瘍が大きくなり潰瘍が形成されることから、血の混じった便が出たり、便の表面に

血が付着したり、口から血を吐いてしまったりすることがあります。

また腫瘍からの出血に伴って貧血症状が生じる方もいます。

腫瘍の発生した部位などによっては飲食物を飲み込みにくくなる〝嚥下困難〟や吐き気、腹痛などが

みられることもあるほか、お腹を触った際にしこりを認識できる場合もあります。

検査・診断

消化管間質腫瘍は、健康診断などで行われる画像検査、便潜血検査などをきっかけに疑われ、

発見につながることがあります。

具体的な検査方法としては、以下が挙げられます。画像検査などを行ったうえで、病理検査により

確定診断を行うことが一般的です。

画像検査

◦胃のX線造影検査・・・・バリウムと呼ばれる造影剤を飲んでX線撮影を行う検査です。

            胃粘膜の凹凸がはっきりと見えるため、胃の内部の病変の位置を

            確認できます。

◦内視鏡検査・・・・内視鏡と呼ばれる小さなカメラを口や肛門から挿入し、消化管の内部を観察する

         検査です。消化管内部の表面の盛り上がりから病変の発生個所を確認できます。

         ただし、消化管間質腫瘍の場合、腫瘍は粘膜ではなくその下層にある筋肉から

         発生しているため、単純な内視鏡検査では腫瘍の細胞などを採取することは

         できません。

         そのため、消化管間質腫瘍の検査時は〝超音波内視鏡〟という特殊な内視鏡を

         用いた検査が検討されます。

         超音波内視鏡では、粘膜の下にある腫瘍がどの層から発生し、どのくらい

         広がっているかを確認できるほか、内視鏡に内蔵された針を刺し、粘膜の下に

         ある腫瘍の細胞や組織を採取することもできます。

         このような病変の採取方法を〝超音波内視鏡下穿刺吸引術〟といいます。

         なお腫瘍が小腸にある場合は通常の内視鏡では観察が難しいため、

         カプセル内視鏡やバルーン内視鏡などの特殊な内視鏡の使用が検討されます。

◦CT・MRI検査・・・・体の断面を撮影することによって腫瘍の位置や大きさ、ほかの臓器への

           広がりや転移の状態などを確認します。

病理検査

超音波内視鏡検査などで採取した腫瘍の細胞や組織を顕微鏡で観察し、腫瘍細胞の形状などを

確認します。

免疫染色を行い、KITまたはDOG1の陽性が確認された場合に消化管間質腫瘍と確定診断されることが

一般的です。

また、手術で切除した組織に対して病理検査を行い、悪性度を調べることで再発リスクなどを評価

することもあります。

治療

消化管間質腫瘍と確定診断された場合や強く疑われる場合、一般的に手術治療が検討されます。

発見された段階ですでに転移している場合はまず薬物療法を行うこともあります。

また、完全に切除することが危ぶまれる腫瘍に対してはまず薬物治療を実施し、縮小させてから

手術へと進む〝術前療法〟が選択されます。

手術治療

消化管間質腫瘍は胃がんや大腸がんと比較すると、周辺に広がりにくく転移しにくいガンのため、

臓器の機能を温存できるよう部分切除が行われることが一般的です。

ほかの肉腫に対する手術治療と同様、腫瘍を破裂させてがん細胞をばら撒いてしまうことがないよう

余裕を持って切除します。

腫瘍が大きい場合などには、手術の前に分子標的薬である〝イマチニブ〟を投与することも

あります。

お腹に小さな穴を開けて腹腔鏡と呼ばれるカメラを挿入して行う〝腹腔鏡下手術〟が検討される

こともあります。

腹腔鏡下手術は開腹手術と比較して傷が小さく、術後の回復が早いといわれています。

術後の管理は切除した腫瘍に対して病理検査を行い、再発のリスク分類を行います。

検査の結果、再発する確率が高いと判断された場合には、再発防止のために薬物療法が検討

されます。

薬物療法

診断当初から転移があった場合や腫瘍が大きい場合、術後の再発の危険性が高い場合、実際に

再発してしまった場合などに薬物療法が検討されます。

具体的にはまず分子標的薬イマチニブが検討されることが一般的で、効果が薄れてきたら

〝スニチニブ〟〝レゴラフェニブ〟〝ピミテスピブ〟などの治療薬に切り替えることが一般的です。

そのほか、患者の状態に応じて新しい治療薬の臨床試験も数多く実施されています。

薬物療法の大きな注意点は、薬物療法単体での根治治療は難しいということです。

副作用をコントロールしながら継続的に服用し、できるだけ長く病気と付き合っていくことが

大切です。

このよな症状が当てはまる方やそれ以外の症状でお困りの方、どんな些細な事でも構いませんので

‎お気軽にご来院、ご相談下さいね!! (*^-^‎

当院は吹き抜け構造になっており天井には窓が多いので明るく、

泉大津市内のクリニックの中で一番と言っても過言ではない位、換気がよい構造になっています。

‎また、院内・スタッフの消毒を徹底して行っていますので、安心してご来院下さい!! (^^♪‎

あいの泉クリニックでは整形外科診療は毎週土曜日 9時から12時まで

リハビリテーション科は月曜日から土曜日まで行っております。

‎・インスタグラム・フェイスブックも覗いてみてくださいね(*^^*)‎
‎泉大津市 虫取町にある あいの泉クリニックでは無料送迎、筋肉強化のリハビリテーションでいつまでも元気に動き続けることができるようにサポートが可能です。 ‎
‎内科的なトラブルやリハビリテーション、お薬は院内処方なのでお薬もその場で貰えるので手間がいらず、ドアTOドアなあいのあふれる医療はあいの泉クリニックです。 ‎
‎・エキテン‎
‎・インスタグラム‎
‎・フェイスブック‎
‎〒595-0037 大阪府泉大津市虫取町1-6-38‎
‎内科 消化器内科 老年内科 リハビリテーション科‎
‎無料送迎や訪問看護や介護に関するご相談はお気軽に! ‎
‎内科‎
‎消化器内科‎
‎老年内科‎
‎整形外科(毎週土曜日9時~12時)‎
‎リハビリテーション科‎
‎骨粗鬆症・糖尿病・高血圧などの生活習慣病‎
‎セカンドオピニオン・他院紹介、 連携しています(^^)/‎
‎ご相談してくださいね! ‎
‎連絡先 TEL:0725-20-0688‎
‎エキテンhttps://www.ekiten.jp/shop_17207703/‎
‎インスタグラムhttps://www.instagram.com/ainoizumiotsu‎
‎FB https://www.facebook.com/i.izumi.clinic/‎





泉大津病院通信 注目記事

泉大津病院通信消化器内科

クリニックより

よくあるお問い合わせ②

こんにちは(*^^*)      無料……

熱中症の初期症状/泉大津内科/あいの泉クリニック

クリニックより

熱中症の初期症状

1.めまいやふらつき 熱中症の初期症状のほとんどで見られる症状……

ご家庭でも出来る熱中症対策(^_-)/泉大津内科/あいの泉クリニック

クリニックより

ご家庭でも出来る熱中症対策(^_-)-☆

  看護師になって10年、こんなに熱中症が身近に……



内科医師の解説 人気記事

病気・症状医師の解説(老年内科) 1

泉大津内科医

こんな糖尿病の初期症状は出ていませんか?

糖尿病の症状ははじめのうちは痛みなどの自覚症状がないために検査で……

病気・症状医師の解説(内科) 2

泉大津内科医

インフルエンザに関する注意!

風邪だと思っていたら、インフルエンザだったというご経験はありませ……

セリアック病について!!/泉大津内科/あいの泉クリニック 3

泉大津内科医

セリアック病について!!

ご覧いただきありがとうございます。 今回はセリアック病について……

早めな対処が動き始めにおこる膝関節の/泉大津内科/あいの泉クリニック 4

泉大津内科医

早めな対処が動き始めにおこる膝関節の痛み

動き始めの関節の痛みは起動痛とよばれており変形性関節症の症状とし……

歩けなくなるほどの痛みの生じる痛風/泉大津内科/あいの泉クリニック 5

泉大津内科医

歩けなくなるほどの痛みの生じる痛風

痛風なんて言葉を検索するとなんと「公益財団法人 痛風財団」となる……



整形外科医師の解説 人気記事

胸骨骨折について解説!!/泉大津内科/あいの泉クリニック 1

整形外科医師

胸骨骨折について解説!!

ご覧いただきありがとうございます!! 今回は胸骨骨折について解……

第5中足骨骨折(下駄骨折)について!/泉大津内科/あいの泉クリニック 2

整形外科医師

第5中足骨骨折(下駄骨折)について!!

ご覧いただきありがとうございます!! 今回は第5中足骨骨折(下……

石灰沈着性腱板炎について!!/泉大津内科/あいの泉クリニック 3

整形外科医師

石灰沈着性腱板炎について!!

ご覧いただきありがとうございます!! 最近は暑さも和らぎ秋らし……

手の中手骨骨折について/泉大津内科/あいの泉クリニック 4

整形外科医師

手の中手骨骨折について

ご覧いただきありがとうございます!!(^^♪ 今回は中手骨骨折……

リハビリで筋力強化!?/泉大津内科/あいの泉クリニック 5

整形外科医師

リハビリで筋力強化!?

皆様、記事を訪問していただきありがとうございます。 &ensp……



泉大津病院通信 新着記事

オンライン予約開始のお知らせ(^^/泉大津内科/あいの泉クリニック

クリニックより

オンライン予約開始のお知らせ(^^

ご覧いただきありがとうございます。 この度、あいの泉クリニック……

インフルエンザ予防接種開始します。/泉大津内科/あいの泉クリニック

クリニックより

インフルエンザ予防接種開始します。

ご覧いただきありがとうございます!! インフルエンザワクチン接……

サービス付き高齢者向け住宅開始のお知/泉大津内科/あいの泉クリニック

クリニックより

サービス付き高齢者向け住宅開始のお知らせ!

ご覧いただきありがとうございます(^^♪ この度、あいの泉クリ……

白玉注射・白玉点滴始めました!!(^/泉大津内科/あいの泉クリニック

クリニックより

白玉注射・白玉点滴始めました!!(^^♪

  AM9:00~AM11:30  PM16:00~PM1……





Schedule
大阪府泉大津市にある内科・病院|診療時間
Schedule
大阪府泉大津市にある内科・病院|診療時間
Address

〒595-0037
大阪府泉大津市虫取町
1-6-38
※ 虫取郵便局前

・泉大津駅(860m)
・忠岡駅(1.28km)
・松ノ浜駅 (1.57km)
※ 駐車場10台分有

Address

〒595-0037
大阪府泉大津市虫取町
1-6-38
 ・泉大津駅(860m)
 ・忠岡駅(1.28km)
 ・松ノ浜駅 (1.57km)
 ※ 虫取郵便局前
 ※ 駐車場10台分有

求人情報

あいの泉クリニック求人情報
あいの泉クリニック求人情報|泉大津市・岸和田市・忠岡・貝塚市・和泉市
採用募集
あいの泉クリニック求人情報|泉大津市・岸和田市・忠岡・貝塚市・和泉市
MENU

泉大津内科医師が病気・症状を解説|消化管間質腫瘍について!! | 泉大津内科/あいの泉クリニック
泉大津の病院通信|消化管間質腫瘍について!! | 泉大津内科/あいの泉クリニック
生活習慣病~糖尿病について~/泉大津内科/あいの泉クリニック 1

症状への対処方法

生活習慣病~糖尿病について~

  糖尿病について その昔、糖尿病の人の尿は蟻がよ……

風邪(咳、発熱、鼻水)/泉大津内科/あいの泉クリニック 2

症状への対処方法

風邪(咳、発熱、鼻水)

風邪の症状・予防法  個人差はありますが、風邪のひきはじめには……

インフルエンザ予防接種/泉大津内科/あいの泉クリニック 3

症状への対処方法

インフルエンザ予防接種

インフルエンザの症状・予防法  風邪だと思っていたら、インフル……

腹痛で疑われる病とは?/泉大津内科/あいの泉クリニック 4

症状への対処方法

腹痛で疑われる病とは?

腹痛から疑われる病気  お腹が痛い時に疑われる病気は下痢や便秘……


TOP