泉大津病院通信
泉大津内科/あいの泉クリニック

低血圧

こんにちは!

皆さま、『血圧』気にされていますか?
クリニックでも皆さま高血圧に関しては気にされている方が多く、お薬を飲まれている方も多いです。

最近、反対の低血圧で来られた患者さまもいらっしゃいました。低血圧って治療が必要?って思いませんか?
私も低血圧なのですが、長らく低血圧なので気にしたことありませんでした。が、今回少し調べてみました。

現在、WHOでは世界共通の基準として、収縮期血圧100(mmHg)以下、拡張期血圧60(mmHg)以下を低血圧としています。
低血圧は原則として治療の必要はないとされますが、低血圧が疾患として問題になるのは、血圧の低下により各臓器へ送られる血液量が減少し、種々の自覚症状や臓器の機能障害が発現した場合になります…とのことです。

低血圧の症状には、めまい、頭痛、肩こり、耳鳴り、不眠、胃もたれ、吐き気、発汗、動悸(どうき)、不整脈など、さまざまあるそうです。


低血圧の種類としては…
(1) 本態性低血圧
低血圧の中で最も多いのが、原因がよく分からない「本態性低血圧」です。多くは体質的なものですが、両親や兄弟(姉妹)に低血圧の人がいる場合には、遺伝による可能性もあります。病院では、ほかに病気の可能性がない場合に、本態性低血圧と診断されます。
(2) 起立性低血圧
ベッドから起き上がったときや、いすから立ち上がったときなどに、急にフラッとするのが「起立性低血圧」です。一般に、横になった状態から立ち上がったときに、最大血圧が20mmHg以上下がる場合に、起立性低血圧とされます。
原因として、低血圧によって脳の血液量が減少しやすいケースのほか、血圧を調節する自律神経の障害によっても起こります。そのためこのタイプは、日ごろ低血圧でない人にもみられます。
(3) 二次性低血圧(症候性低血圧)
病気や薬が原因で低血圧になるタイプです。よく知られているのは、糖尿病で血糖値コントロールがうまくいっていないときに起こりやすい起立性低血圧です。
そのほか循環器系疾患(心臓の弁や血管などに異常がある場合など)、内分泌系疾患(アジソン病など)(※2)、パーキンソン病、がん、甲状腺異常などの病気でも、低血圧を引き起こすことがあります。
また高齢者に多いものでは、薬による副作用(降圧薬など)や、食後低血圧といって食事の後にめまいやだるさを感じるタイプもあります。日ごろ高血圧気味の高齢者でも、こうした一時的な低血圧がみられることがあります。
と色々あるのですね。自分はどのタイプか当てはめてみて下さい。

低血圧の改善策としては…
➀食生活
低血圧の人は、食欲不振などから食事をきちんと取らないことが多く、栄養バランスが悪くなりがちです。1回ごとの量は多くなくてもいいので、3食きちんと食べるように心掛けましょう。
特にタンパク質(肉類、魚類、納豆などの大豆食品)をしっかり取ること。また、不足しがちなミネラルを補うために、野菜や海草類を積極的に取ることも大切です。
高血圧の場合には塩分が制限されますが、低血圧では反対に塩分をきちんと取ることも必要です(大量に取る必要はありません)。一般に低血圧の人は疲れやすいので、塩分とクエン酸(疲労回復に効果的)の多い梅干を、食事と一緒に取るのもいい方法です。
水分を多めに摂取することも大切です。水分を取ることは、血液量を増やすことにもつながります。1日1L~2Lを目安にしましょう。ただし、脚などにむくみが出る場合は、量を減らしてください。

②運動
一般に低血圧の人は、脚や手などの末端部の血管の収縮力が弱く、血液の循環が悪くなりがちです。つまり、末端部の血液が、心臓にうまく戻らないのです。それがむくみの原因にもなります。
脚の場合、血液の循環に大きな役割を果たしているのは、ふくらはぎの筋肉です。
ふくらはぎの筋肉を鍛えるには、ウォーキングや階段昇降が効果的です。ウォーキングは、頭痛や肩こりのときには気分転換にもなります。ただし、早歩きをすると動悸や息切れを起こしやすい人もいます。その場合には無理をせず、散歩のつもりでゆっくり歩きましょう。
なかなか時間がとれない人なら、自宅での階段昇降もいい方法です。階段といっても、急な階段を上り下りするのは危険なので、玄関の段差など1段だけを利用します。
転倒しないように壁などに手を添えて、1段を上り、後ろ向きに下ります。年齢にもよりますが、50~100回を目安にゆっくり取り組みます(時々上るときの脚を左右入れ替えます)。
この運動自体が血液循環をよくしますが、ふくらはぎに筋肉が付くことで自然に脚の血液循環が改善され、むくみの解消にもつながります。
適当な段差がない場合や、高齢で脚が上がりにくい人は、たまった雑誌や新聞紙を10センチくらいの高さに束ね、ガムテープやヒモでしっかり固定したものを利用します(高齢者の場合は高さを低めにしてください。また雑誌などが崩れると滑るので、しっかり束ねて固定します)。これならリビングでテレビを見ながらでも運動ができます。
ただし、めまいや動悸、息切れがある場合には、必ず医師に相談してから運動をはじめましょう。
手先の血液循環をよくするには、手をにぎったり、開いたりという動作をくり返し行うことが効果的です。末梢(まっしょう)神経の働きの改善にもつながるので、30~50回程度を目安にやってみましょう。

低血圧でお困りの皆さま、一度試してみませんか?私も実践してみたいと思います!

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