脊椎椎体骨折について解説！！

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最近は気温の変化が激しいですが、みなさま体調管理には十分気を付けて毎日元気に

過ごしていきましょう！！(*^-^*)

さて今回は脊椎椎体骨折について解説させて頂きます。

脊椎椎体骨折とは比較的弱い外力によっても生じる骨粗鬆症によるもの(病的骨折の一種)や

転移性骨腫瘍による病的椎体骨折、強い外力により生じる外傷性椎体骨折などがあります。

圧迫骨折呼ばれることもあります。

老人におこるものは胸椎と腰椎の移行部(胸腰移行部)あたりの椎体に生じ、ほとんどが骨粗鬆症に起因して

尻もちなどの軽微な外力により生じるものです。

症状

　骨粗鬆症に起因して骨の弱くなっているとき生じるものでは、胸腰移行部に生じることが多く疼痛が

　軽度のことがあります。しかし、尻もちなどの明らかに外力が加わったものでは、通常は骨折のある部位の

　疼痛を伴います。

　いくつもの場所に多発性に椎体骨折が生じると背中が丸くなり、身長が低くなります。

原因

　骨粗鬆症に起因して生じるものは、中腰や重いものを持つなど胸腰移行部に力が集中して骨折する事も

　あります。

　尻もちなどの外力でも力が集中したところの椎体の前方がつぶれくさび形になります。

　腫瘍などの転移によるものは、腫瘍は転移した部が弱くなって軽微な外力で骨折(病的骨折)します。

診断

　X線(レントゲン)検査を行うことで確定します。

　椎体骨折部の粉砕や脊髄損傷のある場合は、CTやMRI検査が必要になります。

　骨粗鬆症が疑われるものは骨密度を測定します。

　転移性骨腫瘍が疑われる場合は、MRI検査や骨シンチグラフィーなどの検査を追加します。

予防と治療

　骨粗鬆症による軽度の骨折(圧迫骨折)の場合は、簡易コルセットなどの外固定をし、前屈を禁じ、

　比較的安静にします。

　安静することで。3～4週ほどでほとんどが治ります。

　転移性骨腫瘍によるものは、強い外力によるものでは、ギプスや装具などの外固定で早期に離床し

　歩行訓練するのが基本になります。

　圧迫骨折が高度であったり、骨折部の不安定性が強かったり、脊柱管(脊髄部)がすれたり骨片で

　圧迫を受けたりしている場合や、いつまでも痛みが残るものには、手術が必要になります。

あいの泉クリニックでは整形外科診療は毎週土曜日　9時から12時

リハビリテーション科は月曜日から土曜日まで行っております。

このよな症状が当てはまる方やそれ以外の症状でお困りの方、どんな些細な事でも構いませんので

お気軽にご来院、ご相談下さいね！！(*^-^

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