ガングリオンについて解説！！

ご覧いただきありがとうございます！！(^^♪

最近は秋も深まり寒さもキツくなってきました。

コロナウイルスの感染者数も増えているのでマスク、消毒を徹底して予防していきましょう！！

あいの泉クリニックでも換気、消毒を徹底しています！！(^^)/

さて今回はガングリオンについて解説させて頂きます！！

ガングリオンとはなかにゼリー状の物質の詰まった腫瘍です。

典型的なものは手関節背側(甲側)に生じるガングリオンです。その他のガングリオンのできやすい場所としては、

手首の母指(親指)側の掌側の関節包やばね指の生じる指の付け根の掌側の腱のあるところです。

症状

関節の周辺や腱のある場所に米粒大からピンポン玉大の腫瘍ができます。

軟らかいものから硬いものまであります。通常は無症状な事が多いですが、時々、神経のそばにできると

神経を圧迫して、しびれや痛み、運動麻痺などを起こします。

手を使いすぎると腫瘍は大きくなることがあります。

原因

ガングリオンは関節包や腱の部分から発生します。若い女性に多く見られますが、必ずしも手を良く使う人に

見られるわけではありません。

診断

腫瘍があり、注射針を刺してゼリー状の内容物が吸引できればガングリオンと診断できます。

なかには外側から触れない小さなガングリオンもあります。そのような場合は診断がつきにくいので、

MRIや超音波検査をして診断します。

手関節の痛みがいつまでも続くオカルトガングリオンもその一つです。

治療

ガングリオンは腫瘍のみで無症状なら、放置しても問題はありません。ただし、診断をしてもらうためにも

整形外科を受診しましょう！！

大きくなるもの、痛みが強いもの、神経が圧迫されて神経症状があるもの(痛みや運動障害など)は治療が

必要になります。

保存的療法としては、ガングリオンに注射針を刺して注射器で吸引し内容物を排出します。

何回か吸引排出する治療を行ううちに治ることもあります。

ガングリオンに力を加えて押しつぶす治療法もあります。

それでもくり返し内容物が溜まるようなら、手術を行います。

手術をしても再発する可能性はあります。再発を防止するためには茎を含めたガングリオンの摘出が

必要になります。

あいの泉クリニックでは整形外科診療は毎週土曜日　9時から12時

リハビリテーション科は月曜日から土曜日まで行っております。

このよな症状が当てはまる方やそれ以外の症状でお困りの方、どんな些細な事でも構いませんので

お気軽にご来院、ご相談下さいね！！(*^-^

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