病気・症状を泉大津内科医師が解説泉大津内科/あいの泉クリニック
心房細動について!!
ご覧いただきありがとうございます!!
今回は心房細動について解説させて頂きます(*^▽^*)
心房細動とは、本来は一定のリズムの電気活動で動く心房が、無秩序に電気活動をしてけいれんしている
状態を指します。
そのため、規則的な脈ではなく、不規則な脈となっています。
心房細動を発症すると、動悸やめまいなどの症状を自覚することがありますが、似た名前を持つ心室細動のように
突然死のリスクと直結することはほとんどありません。
しかし、心房細動を発症すると脳梗塞を引き起こす危険性が高くなります。
心房細動に関連した脳梗塞は、心原性脳梗塞と呼ばれるタイプのものであり、脳梗塞のなかでも、脳の広い
範囲に障害を引き起こす可能性のある危険な脳梗塞です。
そのため、心房細動の治療では、不規則な脈をコントロールするという点以上に、脳梗塞発症を予防するという
点が重要になります。
また、似たような病気として、心房粗動も知られていますが、発症のメカニズムに異なる点があります。
原因
心臓には、大きく分けて心房と心室の2種類の部屋があります。
心房と心室は、それぞれさらに右と左に分けることができ、全体でみると左心房、左心室、右心房、右心室の
計4つの部屋に分かれています。
心臓はこれら4つの部屋が規則正しい電気活動を介して適切に活動をすることから、全身や肺に血液を
送るポンプとしての機能を果たすことができます。
規則正しい電気活動は右心房に存在する洞房結節と呼ばれる部位から発生しており、心房から心室へと
一方通行で電気が伝わっています。
健康な人の脈拍数はおよそ1分間に60~100回とされており、これは洞房結節が1回興奮することで、
それに対応して心室が1回収縮することを示しています。
心房細動を発症すると、洞房結節以外に心房内などで電気興奮が起こります。
そのため、洞房結節を起源とする電気活動が機能せず、心房全体でバラバラに電気活動を起こします。
心房で生じたバラバラな電気活動がランダムに心室に伝わることで、心室の脈拍も不規則になります。
心房細動そのものは比較的よくみられる不整脈ですが、心房細動を引き起こす病気は多岐に渡ります。
加齢に関連した弁膜症や虚血性心疾患などの病気により発症することがあり、高血圧や生活習慣との
関わりも指摘されています。
若年の人であっても、たとえば甲状腺機能亢進症やストレスを抱えている人などでは発症する可能性が
出てきます。
症状
無症状の人もいれば、動悸や不快感などの症状が現れることもあります。
心房細動を発症すると心室の収縮は不規則にはなりますが、一回あたりに全身へ運びこまれる血液量は
十分なこともあり、失神や直接的に突然死を引き起こすといったことはほとんどありません。
しかし、心原性脳梗塞、心不全のような心房細動に関連した合併症・併存症が起こる可能性はあります。
検査・診断
◦標準12誘導心電図・・・もっとも基本的な検査です。
体への負担が少なく、簡単に検査できるとされており、そのほかの循環器疾患と
同様に必須の検査となっています。
◦ホルター心電図・・・・胸にいくつかの電極を貼り付け、携帯型の心電図装置に日常生活の心電図を24時間
記録する検査です。
◦イベント心電図・・・・小さな記録装置を持って、日常生活の中で動悸などの自覚症状が起こったときに
装置を胸に当てて心電図を記録するといった仕組みで心房細動を検出することが
できます。
◦心臓超音波検査・・・・超音波により、心臓の収縮力、心拡大/心肥大の有無や心臓の弁の状態を確認する
ことができます。また、心房の中に血栓ができていないかも確認が可能です。
体への負担が少ないため、基本的な検査としてよく行われます。
治療
抗凝固薬・・・・心房細動のもっとも大きな合併症の1つである脳梗塞を予防するため、血液をサラサラにする
抗凝固薬を予防するため、血液をサラサラにする抗凝固薬を内服します。
高齢します。
抗不整脈薬・・・脈拍を整える抗不整脈薬を内服する目的は①心房細動を止めて正常な脈に戻すこと
②心房細動は止めずに速い脈を遅くすることです。
カテーテル治療
薬物治療で不整脈が停止しなかった場合は、カテーテル治療を検討します。
高周波カテーテルアブレーションとは、足の付け根の太い血管からカテーテルと呼ばれる細い管を心臓まで
持っていき、心房細動を引き起こすきっかけとなる異常電気信号や心筋細胞を焼灼治療する手術です。
そのほかにも昨今はバルーンカテーテルを用いたカテーテルアブレーションの有効性や安全性も確立
されています。
カテーテルアブレーションの合併症として、カテーテル挿入部の出血や血腫、感染のリスクがあります。
また、まれではありますが、心臓に傷がつき心臓周囲に血液がもれてたまる心タンポナーデという重篤な
合併症を引き起こすことがあります。
カテーテルアブレーションは、10~40%程度の患者で再発してしまうことがあり、
再度カテーテルアブレーション治療が必要になる場合もあります。
このよな症状が当てはまる方やそれ以外の症状でお困りの方、どんな些細な事でも構いませんので
お気軽にご来院、ご相談下さいね!! (*^-^
当院は吹き抜け構造になっており天井には窓が多いので明るく、
泉大津市内のクリニックの中で一番と言っても過言ではない位、換気がよい構造になっています。
また、院内・スタッフの消毒を徹底して行っていますので、安心してご来院下さい!! (^^♪
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