訪問診療のご案内

あいの泉クリニックは令和6年2月より、大阪府泉大津市を中心に訪問診療のご提供を開始いたしました。

訪問診療とは

訪問診療とは、ご自宅や施設に医師が訪問し、治療や診療を行う在宅医療のことです。

高齢者の方、認知症の方、麻痺や強い痛みのある方にとって、通院は大きな負担となります。ご自宅や入居施設で医療サービスが受けられる訪問診療は、高齢化に伴い、年々ニーズが高まっています。

訪問診療と往診の違い

計画的に訪問周期を決め、お約束の日時に医者が訪問する在宅医療を訪問診療と呼びます。訪問診療の訪問回数は月に原則2回までと決まっています。

一方、在宅医療の中でも、救急車を呼ぶほどではないが、急な体調変化がみられた時に、医師が訪問して臨時的な措置を行う医療サービスを往診と言います。往診に回数制限はありません。

訪問診療でできること

医師による診察、診療、療養指導、薬の処方、採血や尿検査、注射、在宅緩和ケア、床ずれ防止、排尿障害を起こしている方の尿路カテーテルの管理、中心静脈栄養法（IVH）や点滴治療、嚥下障害がある方の胃瘻の管理、余命宣告された方のターミナルケア（終末期医療）など、幅広い医療サービスを受けることができます。

在宅医療での療養が困難と判断した場合には医療機関への入院手配も行えます。

あいの泉クリニックなら必要であれば、理学療法士による訪問リハビリを手配させていただけますので、居宅でリハビリを受けることもできます。

次項では、より詳細に訪問診療サービスの内容を解説していきます。

訪問診療の費用

訪問診療も各種健康保険が適用となります。負担割合は、入院・退院時と同じです。

【患者さん負担】

自己負担額の目安

【費用の内訳】

別途請求になるもの

• 交通費
• インフルエンザなどの予防接種費用（自費扱い）
• 診断書等の書類作成費用（自費扱い）
• 検査や処置などを実施した場合の費用
• その他、特別な医療管理が必要なケースの医学管理費用

助成を受ける場合

高額療養費、難病医療費助成制度、自立支援医療（精神通院）、特定疾患（難病）などの助成を受けられる方は、証書等の必要な書類をご提示ください。