病気・症状を泉大津内科医師が解説泉大津内科/あいの泉クリニック
大腸がんについて!!
ご覧いただきありがとうございます!!
今回は大腸がんについて解説させて頂きます(*^▽^*)
大腸がんとは、大腸に発生するがんのことです。
大腸は結腸(盲腸・上行結腸・横行結腸・下行結腸・S状結腸)と直腸に分かれますが、日本人の大腸がんの
多くはS状結腸と直腸に発生します。
日本では1年間に約15万人が新たに大腸がんと診断されており、男女共によく見られるがんの1つです。
大腸がんは早期で発見できれば、5年生存率はほぼ100%とされています。
このように早期発見、早期治療を行えば治るのですが、早期では自覚症状がほとんどないことも特徴の
1つです。
進行すると血便や腹痛、腹部膨満感、便通異常などの症状が現れますが、このような症状が現れて
初めて検査を受ける人も少なくありません。
そのため、大腸がんの発症者が増え始める40歳以上の男女を対象に1年に一度の大腸がん検診を受けることが
推奨されています。
原因
大腸がんは生活習慣が発生に深く関わると考えられているがんの1つです。
特に運動習慣の減少、偏った食生活、アルコールの多飲、喫煙は大腸がんの発症リスクを高めると
いわれています。
また、肥満なども大腸がんの発生と関連することが指摘されています。
大腸がんの死亡者数はこの20年で1.5倍に増え、欧米とほぼ同等になってきました。
その背景には昭和から平成にかけて大腸がんの発症リスクとなる食の欧米化などが進んだことも要因と考え
られています。
症状
早期大腸がんは、ほとんど自覚症状がありません。
大腸がんには正常な粘膜から直接がんが発生するものと、ポリープから徐々にがん化するのがあります。
早期がんは症状がなく、内視鏡検査で切除すれば根治可能です。
さらに進行すると、がんは腸壁の深い層へと浸潤し、最終的には大腸から閉塞を引き起こしたり、周囲の
臓器に広がったりします。
がんによって大腸が変形すると、何らかの症状が現れます。
たとえば、狭窄すると便が出にくくなり、下痢と便秘を繰り返すことがあります。
がん表面から出血すると下血や貧血症状が見られることもあります。
また、がんは発生部位によって症状が異なります。
盲腸や上行結腸など右側の大腸にがんが発生すると症状は出にくく、血便に気付かず発見が遅れやすい
ことが特徴です。
とくに高齢者の貧血は大腸がんを念頭におくべきです。
一方、S状結腸や直腸など左側の大腸にがんが生じると便通異常が生じやすく、血便が生じるなど分かりやすい
という特徴があります。
さらに進行し大腸が閉塞してしまうと腸閉塞を引き起こし、便やガスが出なくなり、腹痛や吐き気・嘔吐などの
症状が現れることもあります。
検査・診断
◦便潜血検査
便の中に血液が含まれているかを調べる検査です。
大腸がんでは便に血液が混ざることがあります。
この検査で大腸がんを簡易的に診断することができます。
◦大腸内視鏡検査
大腸内視鏡検査とは、肛門から内視鏡を挿入し大腸を詳しく観察する検査です。
便潜血検査で陽性が認められるなど大腸がんが疑われる際に行われ、大腸がんの確定診断に必須の検査です。
病変が発見されると内視鏡を用いて組織を採取し、病理検査が行われます。
◦注腸X線検査
造影剤を肛門から大腸に注入して、大腸の形態を調べる検査です。
大腸の変形、狭窄、隆起、潰瘍などの病変の有無を評価することが可能です。
ただし、この検査は造影剤によって抽出される画像評価なので大腸がんの確定診断はできません。
◦CT・MRI検査
大腸内の病変の広がり、リンパ節や他臓器への転移の有無を調べるためにCTやMRI検査が行われます。
とくにMRIは、直腸がんの広がりや骨盤内リンパ節転移の状況を把握することに適しています。
◦腫瘍マーカー
大腸がんでは、CEAやCA19-9などの腫瘍マーカーが上昇することがあります。
とくに再発診断に腫瘍マーカーの測定は重要です。
治療
大腸がんの治療の進め方は、がんの進行度や全身状態によって異なります。
がんが大腸の粘膜から粘膜下層の浅いところに止まっているのであれば、内視鏡で根治切除が可能です。
一方、がんが粘膜下層の深い部分を越えて浸潤している場合は、リンパ節郭清が必要なので開腹手術や
腹腔鏡下手術を行います。
さらに、大腸がんは術後に転移再発する可能性があります。
肝臓への転移再発は術後3年以内が多く、肺への転移再発は術後5~7年後でも生じることもあります。
再発を予防するために抗がん剤による補助化学療法を行うこともあります。
また、手術が不可能なほど進行しているケースでは、化学療法や放射線治療を組み合わせた治療が行われます。
予防
運動習慣の減少は大腸がんの中でも特に結腸がんの発生リスクを高めることが分かっています。
したがって、生活に適度な運動を組み込むことは大腸がんの発生のリスクを下げることができると
いわれています。
このような一次予防だけではなく、早期発見・早期治療のための二次予防として、便潜血検査などの検診、
とくに50歳代以降では3~5年に一度の内視鏡検査を受けることが望ましいでしょう
このよな症状が当てはまる方やそれ以外の症状でお困りの方、どんな些細な事でも構いませんので
お気軽にご来院、ご相談下さいね!! (*^-^
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