病気・症状を泉大津内科医師が解説泉大津内科/あいの泉クリニック
前立腺がんについて解説!!
ご覧いただきありがとうございます!!
今回は前立腺がんについて解説させて頂きます(*^▽^*)
前立腺がんとは、その名のとおり前立腺に発生するがんのことです。
前立腺は男性にしかない特有の臓器であり、尿道を取り囲むようにして膀胱の真下に位置しています。
正常な前立腺の大きさはくるみ大程度とされている小さな臓器ではありますが、精液の一部の成分を
産生するなど重要なはたらきを担っています。
前立腺がんの原因として遺伝や加齢などが挙げられており、肥満や喫煙などの要因も関与している可能性が
指摘されているのが現状です。
前立腺がんは進行が遅く、早期段階で治療すれば治る見込みが高いのが特徴ですが、症状が現れにくいため
周囲のリンパ節、骨、肺、肝臓などに転移した状態で発見されることも少なくありません。
1995年から比べると日本の前立腺がんは約6倍となっており、前立腺がんを発症する人が増えてきています。
一方で、前立腺がんは進行が遅く症状が現れにくいため、発見されないまま一生を終えるケースも多いことが
分かっており、実質的にもっとも多いがんであるとの意見もあります。
原因
同じ家計内に前立腺がんを発症した人がいる人や60歳以上の高齢者が発症しやすいことから、
遺伝や加齢による何らかの変化が関与しているが明らかになっています。
その一方で明確な発症のメカニズムは解明されていないのが現状です。
肥満、喫煙、動物性脂肪やカルシウムの過剰摂取などの生活習慣の乱れが発症に関与しているとして、
さまざまな研究が行われているところです。
また、前立腺の成長はアンドロゲンと呼ばれる男性ホルモンによって引き起こされるため、前立腺がんの
発症にも何らかの関係があることも示唆されています。
症状
前立腺がんは早期の段階ではほとんど症状は現れません。
しかし、進行して徐々にがんの組織が大きくなると前立腺の内部を走行する尿道を圧迫するようになるため、
尿が出しにくい、尿の回数が増える、排尿後も尿が残った感じがする、下腹部に違和感があるといった症状が
現れるようになります。
前立腺がんの進行は緩やかですが、発症から時間が経過すると膀胱、尿道、精管など周辺の臓器にダメージを
与えながら進行し、尿や精液に血液が混入することがあります。
また、進行した前立腺がんは骨や肺、肝臓などに転移を起こしやすいのも特徴の1つです。
特に椎骨(背骨)や骨盤に転移しやすく、慢性的な腰痛が生じ、わずかな刺激で骨折しやすくなります。
審査・診断
◦血液検査
前立腺がんを発症しているか否かを調べるには、血液中のPSAの濃度を測定するのが有用であることが
分かっています。
◦画像検査
前立腺の状態を調べるために、肛門に超音波の機器を挿入して直腸から前立腺を描出する
経直腸的前立腺超音波検査やMRI検査を行います。
がんが前立腺の周囲のリンパ節や臓器などに転移しているかどうかをCTやMRI検査で調べることができます。
そのほか、腰の痛みなど骨への転移が疑われる場合にはX線検査や骨シンチ検査を行うこともあります。
◦前立腺生検
前立腺がんの確定診断に必須となる検査です。前立腺がんの組織の一部を採取して顕微鏡で詳しく
調べる検査ですが、肛門から特殊な器具を挿入して直腸や会陰部から針を刺して組織を採取することが
必要です。
近年では、画像を見ながら組織の採取ができるMRI撮影及び超音波検査融合画像に基づく前立腺針生検法
という方法も登場し、がんの検出率や悪性度の正確な診断ができるようになっています。
治療
◦手術
前立腺がん治療の基本であり、前立腺やその周囲の尿道を摘出する手術を行います。
◦放射線治療
放射線を照射してがんを縮小させる治療法です。
早期がんから局所浸潤のあるようながんまで、幅広いケースで行います。
◦薬物療法
前立腺がんは、アンドロゲンの分泌やはたらきを抑えることで、されなる進行を抑制できることが分かって
います。
予防
前立腺がんのリスクとなる遺伝や加齢は避けることができないものです。
一方で、前立腺がんは生活習慣が原因で引き起こされるとする説もありますが、現在のところ
予防するための方法はありません。
ただ、前立腺がんは万が一発症したとしても、早期段階で発見できれば治る見込みが高いがんです。
そのため、早期発見・早期治療のためにも定期的にがん検診を受けることが推奨されています。
このよな症状が当てはまる方やそれ以外の症状でお困りの方、どんな些細な事でも構いませんので
お気軽にご来院、ご相談下さいね!! (*^-^
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